第1回(第十期)中海自然再生協議会開催 案内 category:お知らせ update:2025.06.11
自然再生推進法の基本方針が見直され、「気候変動による生態系の変化も考慮した目標を設定する」ことや、地域の民間団体や地域住民などが主体となり身近な自然を再生する「小さな自然再生」も新たに基本方針に盛り込まれました。昨年にはネイチャーポジティブ(自然再興)の実現に向けた「生物多様性増進活動促進法」も制定されています。
このような中、2007(平成19)年6月30日に設立総会(第一期第1回)を開催した中海自然再生協議会は、今年度、第十期を迎えることとなりました。任期を終える2年後の2027年には協議会は20周年を迎えます。今期の協議会では、基本方針が見直されたことを受け、これまで協議を継続してきた全体構想の改訂を行い、さらに第4期の事業実施計画についても検討を開始することになります。節目となる第十期協議会の第1回協議会を下記の通り開催しますので、委員の皆様には万障繰り合わせのうえ、ご参集願います。
記
日時: 2025年7月5日(土) 13:30~16:00
場所: 認定NPO法人自然再生センター事務局(松江市天神町127・3階)
Zoomを用いたオンライン会議システム併用
話題提供: 島根大学エスチャリー研究センター長 矢島 啓教授
「ともに学び、ともに進める中海再生 ― 勉強会の提案と次期実施計画への視座 ―」
内容:本話題提供では、前回の協議会でご提案させていただいた内容を踏まえ、第10期中海自然再生協議会における情報共有と連携強化のあり方について、改めてご提案させていただきます。新たな委員の皆様をお迎えするこの機会に、これまでの経緯や科学的知見、各機関の取り組み状況を整理・共有する勉強会を再開することは、共通理解の醸成と信頼関係の構築に大きく寄与すると考えております。加えて、第10期の実施計画をいかに策定していくか、また中海再生に向けた全体構想をどのように描くかといった議論を進めるためにも、多様な主体がともに学び合い、意見を交わす「場づくり」が重要です。本話題提供を通じて、協議会の再活性化に向けた具体的な一歩をご提案申し上げます。
協議内容:
・ 今後の協議会の運営について(新委員紹介)
・ 第十期中海自然再生協議会会長および会長代理について
・ 全体構想について
・ その他